少し暖かくなってきたなと思う6月頃からとても暑い8月あたりで、コガネムシの成虫たちは地上で行動しはじめます。
ピカピカのメタリックな緑の鎧で、たくさん道を歩いているところを見る人も多いと思います。
道端でじっと潜んでいるコガネムシが苦手な人も多いでしょう。
あんなに小さいのに、実はたくさん集まって食害を起こしているのです。
そんなコガネムシを退治すべく、苦手なものを集めてみたいと思います。
コガネムシの食害
コガネムシは、幼虫の時は土の中で育ちます。
時期は5月から11月頃で、土の中で木の根を食い荒らして育っていきます。
また成虫になると地上に出てきて葉を食い荒らします。
食い荒らされた後の葉はレース状に透けてしまうほど、たくさんのコガネムシがたくさんの葉を食べてしまいます。
一度こういった食害にあったままコガネムシを放置してしまうと、そのまま土の中に大量の卵を産んで翌年更なる食害となっていってしまうのです。
もしご自身で育てている植物や野菜にコガネムシが付いているのを発見したら必ず除去してあげましょう。
そのためにもコガネムシが苦手なものを知っておくととても便利です。
コガネムシが苦手な植物
コガネムシは、一部の草花やハーブを苦手なものとしています。
ゼラニウムやミントはハーブの中でも嫌いな昆虫が多いのではないでしょうか。
コガネムシも苦手なものリストに入っているようです。
葉に強い香りや苦手な成分が含まれているとされています。
また、キャットニップ、チャイブなども苦手なものの1つです。
キャットニップはシソ科ハッカ属、チャイブの和名はエゾネギというほどどちらもコガネムシにとっては香り成分が苦手なようです。
こういったものを一緒に育てていれば、余計な害虫駆除用の殺虫剤等を使用しなくて済みますので助かりますね。
コガネムシが苦手なもの
コガネムシの幼虫が土の中で生息しているか確認して取り出すのも、深い鉢の植物を全て作業していくのはとても大変です。
もし鉢植えの場合は、そのまま水をはったバケツの中に入れてみてください。
コガネムシの幼虫は水が苦手なもので、苦しくなり水面に浮かんでくるので一気に除去することができます。
もしたくさん土の中で生息していた場合、一気に浮かんでくるのは少し嫌ですが、植物や野菜を守っていくためにも、コガネムシの苦手なものを使うことにより余計な殺虫剤や薬を使わなくて済みますので是非試してみてください。
まとめ
コガネムシの苦手なものを使って食害を防いだりできれば、ご自身で育てている植物や野菜にはあまり悪い影響が無く良い方法ではないでしょうか。
特に野菜を育てて食べる場合にはあまり薬は使いたくないものです。
まずはコガネムシの苦手なものを知って、見つけてもいつでも対応できるようにしておきましょう。