サツマイモに被害が出てしまった場合、コガネムシの仕業なのか調べる必要があるのですが、コガネムシによる被害の確認方法と駆除のやり方をご存知でしょうか？
駆除のための農薬や、農薬を使っても良いのか、やめたほうが良いのかを、しっかりと知って、対策をすることがとても大切です。
サツマイモの被害は？
土中の幼虫が塊根の表面を食害するため、青果用や加工用サツマイモでは品質が著しく低下してしまうのです。
食害痕の長さはまちまちで円状や線状です。
比較的症状の確認をすることができるようになっているので、すぐにコガネムシによるものだと判断をすることができます。
食害痕の表面は粗く、土が付着しやすいため人間が見てもすぐに判断をすることができるようになっているのです。
被害によって、早い時期に加害を受けた場合、表面は治癒するが食害痕として残るのですが、早植栽培では越冬後幼虫による被害を受け、普通栽培では8月下旬以降に新幼虫による被害を受けてしまうので注意が必要です。
農薬と駆除の仕方は？
農薬や薬剤については殺虫剤(アクタラ、アドマイヤー、ダイアジノン、ダントツ、プリンスベイト)、土壌くん蒸剤(テロン、DC油剤、D-D)などが効果的とされています。
また、ヒメコガネ、アカビロウドコガネ、オオクロコガネによるものだとすぐに気づくことができるようになっているのですが、いずれもの農薬と薬剤はとても効果的で、安心して使うことができるようになっているので、とてもおすすめでもあるのです。
まとめ
まずはしっかりとコガネムシによる被害のものだと判断するために、食害痕を確認することが必要になってくるのです。
食害痕を確認したら放置をしてしまうのではなく、速やかにコガネムシの駆除をすることによって被害を増やすことがなく抑えることが出来るようになるのです。
