最近は自宅のベランダや庭でプランターを使用して、植物や野菜を育てる方が増えてきているようです。
植物の茎が延びて葉が増え、実や花をつけたらとてもうれしいですよね。
皆さんはご自宅で、プランター栽培を何かされていますか?
プランター栽培をする上でとても重要なのが、害虫駆除です。
コガネムシなんかが付いてしまうと、いくら心をこめて水やりをしたりして育ててみても全て無駄になってしまいます。
プランター栽培をする際のコガネムシ対策は必ず知っておきましょう。
コガネムシの食害
コガネムシの幼虫期間は大体8か月から9か月間で、土の中で生活をします。
暖かくなってくる頃にさなぎから成虫へと成長して地上へと出てくるのです。
幼虫の間は土の中で球根や植物の根っこを食べて育ち、成虫になると葉をたくさん食べ食害を起こします。
自宅で何かプランター栽培をしていて、もしコガネムシが付いてしまった場合、幼虫がいれば根から食い荒らされて根っこはグラグラ、成虫には葉をやられてしまい何も育てることができません。
従って、やられてしまう前にコガネムシが付かないようにプランター栽培をする上での対策が必要です。
対策1 ネットを使う
ネットや不織布でプランターの土の上を覆って、コガネムシの侵入を防ぐという対策です。
この場合は、プランターにネットを張る以前に、土の中にコガネムシなどの害虫が居ない事が条件です。
殺虫剤などの薬を使ってしまうよりも、こういったものをまずは使ってあげる方が植物達にも優しいのでむやみに殺虫剤を最初から使わずに、こういった対策を行ってあげてください。
対策2 コガネムシを見つけたら土を入れ替える
幼虫でも成虫でも、もしプランター栽培で見つけたら土を入れ替える事で新たなコガネムシを増やさないための対策になります。
まず見つけてしまったら、一匹残らずコガネムシを駆除しましょう。
害虫を駆除したあとの古土は、消毒をしてまた再利用することもできます。
植え替えが済んだら、忘れずに対策1のプランターにネットを使ってコガネムシの侵入を防ぐようにします。
コガネムシは一度付くとどんどん仲間が増えて産卵をしていきますので、見つけたら必ず早めに駆除してあげてください。
まとめ
ご自宅でのプランター栽培を成功させるためのコガネムシ対策はいかがでしたか?
できる限り殺虫剤などの薬を使用せずに、コガネムシから守ってあげたいですよね。
プランター栽培を毎日楽しく行えるように、少しの手間ですが後々苦労しないように対策を怠らないようにしましょう。