ツヤツヤのメタリックグリーンな背中を見え始めたら、コガネムシの季節到来です。

コガネムシは動きが鈍く、暖かくなってきた時期に道端にちょこちょこ現れてきますよね。

そして鈴虫が鳴きだす、涼しくなった頃にはほとんど見かけなくなります。

そんなコガネムシの寿命ですが、一体どの位の長さなのでしょうか?

私たちが道路でよく目にするのは成虫ですが、一体いつ頃産まれてどの位生き延びているのか調べてみました。

コガネムシ 寿命

コガネムシについて

コガネムシは成虫になっても約20センチ前後の大きさです。

実は、日本全国各地に生息していて、北は北海道から南は九州までと大変広範囲です。

したがって日本人には非常になじみ深い、季節感のある昆虫とも言えます。

比較的様々な種類の植物や野菜に付きやすく、食害が出てしまうため畑では早めに駆除をすることが大切です。

繁殖力が大変強く、一度植物に付くとその糞で仲間を呼び寄せてどんどんコガネムシが増えていってしまうからです。

もしこのペースで、コガネムシの寿命が長かったら、植物達は大変な事になってしまいます。

一体いつ頃から動き出し、寿命はどの位なのでしょう。

コガネムシの幼虫

コガネムシは卵から孵ったら、土の中で根っこを食べて育っていきます。

とてもよく食べるので、付いてしまっている植物はなかなか育って行かずに、根本からグラグラしはじめます。

相当たくましく育っていくので寿命も長そうですが、幼虫の期間は大体8~9か月で、その後2週間程のさなぎ期間を経て成虫へと育って行きます。

それでは、成虫になってからの寿命はどの位なのでしょうか。

私たちが見かけるあの期間だけなのでしょうか?

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コガネムシの成虫

コガネムシの成虫は、暖かくなってきた5~6月頃から8月頃にかけて、地上で見ることができます。

地上に出てくると、葉っぱを食い荒らすのが有名で、皆さんもレース状になった葉を一度は見かけたことがあるかと思います。

その間に良い土をみつけると産卵をするのです。

コガネムシの寿命は1年と言われていますので、成虫の寿命期間は約3か月となります。

小さな身体で寿命も1年と短いのですが、繁殖力がかなり強いので、1匹見つけたらたくさん集まっている可能性があります。

もし、自宅で育てている植物や野菜に付いているのを見つけたら、早めに駆除しておきましょう。

まとめ

夏前位からみかけるコガネムシですが、幼虫の期間を含めても1年程の寿命とかなり短いようでした。

地上で見かけ始めたら、あとは3か月程の寿命と思うと少しかわいそうな気もしますが、しっかりと産卵してたくさん増やしていますので食害が減ることはなかなか無さそうですね。

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