コガネムシは綺麗な色をした虫です。
見た目はいいのですが、普段の生活では植物を荒らす害虫としての扱いをうけることも。
やられたらやりかえせということで、コガネムシの幼虫を食べることに挑戦する猛者がいます。
今回は調理法から、味、食べるリスクまで解説していきます。
コガネムシの幼虫を食べる!調理法と味、そして食べるリスクとは!?
国連食糧農業機関は、昆虫には高い栄養価を含んでいることを正式発表している。
食肉と同等のタンパク質とミネラル成分を含んでおり、それでいて脂肪は食肉より少ないというハイブリットな食材なのである。
また地球上に食べられる昆虫は1900種以上あるとされ現時点で数百種以上の昆虫が食べられている。
調理法
主に焼いて食べる事が一般的です。
しばらく焼いて、皮が弾けるポンという音がしたら食べごろです。
芋虫は外皮の内側に油がのっています。
また、そのまま焼いてしまうより、先端部分を小さく切っておくことで中身が弾けてしまうことを防ぎ味もよく染み込みます。
またフライにして食べる方法もあり、無駄な水分が飛ぶので美味しいとの声もあります。
気になる味は?
幼虫は主に地中の養分や、根っこを食べているので、泥臭く言われています。
ただ、しっかり火を通した焼き方やフライにすれば、ある程度の臭みは無くなって、ピーナッツのような食感になります。
南米ではこういった芋虫は日常的に食べられており、高タンパク質、低脂質で大変健康的で栄養素の高い食べ物と言えます。
コガネムシ幼虫を食べるのはもう全然、慣れた。生ピーナッツ食べる感じ。
最初から、とくに、違和感なかったし。おいしいスナック。 pic.twitter.com/GQ8Ot575wD— ♪鳥くん(永井真人) (@onputorikun) 2016年4月4日
食べるリスク
芋虫ではありませんがコガネムシの成虫を調理後、食べた人が亡くなったニュースも過去にありました。
コガネムシの中にいた寄生虫が原因とも言われていますが、いずれにしてもしっかり火を通すし、菌を滅する事が大変重要と考えます。
まとめ
見た目が苦手という方も多い幼虫ですが、正しい調理法を行えば、非常に栄養価の高い食べ物であると証明されています。
文化の違いだけで、日本ではまだまだ知名度は低いですが、いつか一般的な食べのものになるかもしれませんね!